多汗症の様々な治療法の最近のブログ記事

多汗症の症状は、緊張した時に強く出る傾向があります。多汗症で悩んでいる方が必ずしも緊張しやすいタイプというわけではありませんが、多汗症で、緊張しやすい方は、心理療法を受けることで、多汗症に対する予期不安を軽くし、多汗症症状を抑えることが期待できます。

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多汗症治療に漢方が用いられることもあります。

多汗症治療に使用される漢方の例
●黄耆建中湯 ●加味逍遥散●当帰六黄湯 ●黄連解毒湯 ●柴胡加竜骨牡蛎湯 ●防已黄蓍湯 ●五苓散 ●桂枝加黄耆湯 ●桂枝加竜骨牡蠣湯 ●桂枝加葛根湯 ●桂枝加附子湯 ●桂枝湯 ●柴胡桂枝乾姜湯 など

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ボトックス注射による多汗症治療の前は、手術による多汗症治療が一般的でした。

手掌やワキの多汗症は、交感神経節ブロック術(交感神経遮断術)という、腹腔鏡を使って胸部交感神経節の一部を破壊して神経を遮断する手術を行います。足の裏の汗を止めるためには腰椎の交感神経ブロック術を行います。特に重症の多汗症の方には有効な治療法で、傷跡は数ミリと小さく目立ちません。一泊入院か日帰りで手術を行なうことが多いようです。

副作用もあり、手掌や足の裏の多汗症は治っても、他の部位(胸や背中など)に汗が増える代償性発汗がかなりの確立で(ほぼ全例という報告もあります)起こります。代償性発汗の程度は個人差があり、かなり多く汗が出て日常生活で不便さを感じる場合もあれば、軽度の場合もあります。手掌やワキの多汗症交感神経節ブロック術では、気胸・ホルネル症候群などのリスクがあります。

ワキ多汗症の手術治療は神経ブロック術の他に、汗腺を取り除く手術もあります。ただ、多汗症の原因汗腺であるエクリン腺は皮膚の表層にあるため、完全に取り除くことは非常に困難です。多汗症に対する手術治療(汗腺を取るタイプの手術)では、汗が劇的に減ると期待せず、半分に減る程度と考えると考えて下さい。わきがと多汗症がミックスしている場合は、この手術方法が有効です。

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●自律神経作用薬
交感神経(自律神経)が興奮したときにアセチルコリンが多く分泌されて多汗症の症状が強くなります。交感神経の過剰な興奮を抑え自律神経の乱れを整える薬(自律神経調整剤)のトフィソバム(グランダキシン)等が多汗症治療に使われます。

●抗不安薬
抗不安薬(マイナートランキライザー)が不安や緊張を和らげ、多汗症の症状を緩和します。毎日使用することもありますが、不安になりそうな状況が予想される時だけ使用するのも有効です。使い方は医師によく相談して下さい。 [当院で治療可能です]

●抗コリン剤
汗は神経から汗腺にアセチルコリンという伝達物質が放出されて汗が出ます。アセチルコリンの働きを抑えれば汗が減少し、多汗症の症状が緩和されます。アセチルコリンを抑える抗コリン剤のプロバンテリン(プロ・バンサイン)が多汗症治療の認可を受けています。口が渇いたり、便秘、排尿障害などの副反応が現れることがあるため、使用時は注意が必要です。 [当院で治療可能です]

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水やホルマリン溶液をイオン導入する方法も多汗症に効果があります。時間がかかり、また週に1~3度程度、定期的に繰り返さなければ効果がなくなってしまう欠点があります。忙しい方には続けるのが難しい治療です。

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ホルマリン溶液(2~5%)を足裏多汗症に使用します。ホルマリンはアレルギー症状が現れることがあります。肌に異常が現れた場合はすぐに中止してください。ホルマリン溶液をただ塗るだけではなく、イオン導入(イオントフォレーシス)することもあります。

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塩化アルミニウムローション(20%)を塗ることで、汗が徐々に少なくなります。使い始めは連日使用して、効果が得られた後は週1~3回程度使用します。塩化アルミニウムローションはアルコールを含み、ヒリヒリするなど肌に刺激性がある場合もあります。当院で処方するアルミニウム製剤は肌に優しく、ムダ毛処理直後の使用も可能です。

[当院で治療可能です]

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