ボトックスの副作用の最近のブログ記事

ボトックスに対し耐性ができ、次にボトックスを注射をしても効かなくなることがまれにあります。

耐性とは、ボトックス(A型ボツリヌス毒素)に対して抗体ができて、ボトックスが次に注射されると抗体がすぐに異物として攻撃するために、ボトックスが効かなくなってしまう現象です。

1997年より前のボトックスでは、3~10%と高率で耐性ができていました。最近のボトックスは純度が上がり、製品が改善されてきていますので、繰り返しボトックス注射をしても耐性ができることはほとんどありません。

耐性ができてしまった場合は、ボトックスを注射しても効きませんので、代わりにB型ボツリヌス毒素を注射するなどの方法があります。

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ボトックスには次のような副作用があります

● ボトックス後に、針の跡が点状に残ることがあります。通常は2~3日で改善し、お化粧で隠せる程度です。
● ボトックスで内出血が起こる場合があります。2週間程度で自然治癒します。
● 額のボトックス治療の数時間後に頭痛が生じることがまれにあります。これは筋緊張のバランスのくずれなどが原因です。ボトックス後の痛みは数時間で治まります。痛みが強い場合は、通常の頭痛薬の内服でおさまります。
● ボトックス後にすぐに横になったりマッサージを行なうと、ボトックスが周囲に拡散してデザイン通りに仕上がらないことがあります。ボトックス後4時間は、横にならないで下さい。当日のマッサージも控えて下さい。
● 顔にボトックスを打つと、多少眉が上がる、目が大きくなるなど、表情に変化が現れることがあります。眉が上がると顔全体がリフトアップされ、若返った印象を与えます。眉が上がりすぎた場合は補正することができます。
● ボトックスに対しアレルギー反応が起こる可能性がありますが、ボトックスでアレルギーが起こることは非常にまれです。万が一、アレルギー反応が起こった場合は医薬品を用いて対処します。

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ボトックス注射は、正しく行なえばとても効果的で安全な治療です

● ボツリヌス菌は食中毒を起こす菌として知られていますが、ボトックス注射では、ボツリヌス菌そのものを注射するわけではありません。ボツリヌス菌の毒素であるボツリヌス毒素をごく少量だけ注射します。食中毒を起こすボツリヌス毒素の量は3万単位程度と大量です。一方、美容に使用される量は、2.5~100単位と少量であり、中毒をおこす心配はまずありません。

● ボトックスは眼瞼けいれんや片側顔面けいれん、痙性斜頚の治療薬として、厚生労働省の認可を受けている安全な医薬品です。アメリカではしわ治療法としてFDAの認可を受けています。安全性は多くの臨床例で実証されています。

● ボトックス注射した直径1cm程度に作用します。ボトックス治療部位以外の筋肉が動きにくくなるといった心配はまずありません。ただ、ボトックスを注射する部位や量によっては、表情が変わってしまったり、不自然な表情になってしまうことがあるため、ボトックス注射はデザイン(注射する場所や量)がとても大切です。

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