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手術による多汗症治療

ボトックス注射による多汗症治療の前は、手術による多汗症治療が一般的でした。

手掌やワキの多汗症は、交感神経節ブロック術(交感神経遮断術)という、腹腔鏡を使って胸部交感神経節の一部を破壊して神経を遮断する手術を行います。足の裏の汗を止めるためには腰椎の交感神経ブロック術を行います。特に重症の多汗症の方には有効な治療法で、傷跡は数ミリと小さく目立ちません。一泊入院か日帰りで手術を行なうことが多いようです。

副作用もあり、手掌や足の裏の多汗症は治っても、他の部位(胸や背中など)に汗が増える代償性発汗がかなりの確立で(ほぼ全例という報告もあります)起こります。代償性発汗の程度は個人差があり、かなり多く汗が出て日常生活で不便さを感じる場合もあれば、軽度の場合もあります。手掌やワキの多汗症交感神経節ブロック術では、気胸・ホルネル症候群などのリスクがあります。

ワキ多汗症の手術治療は神経ブロック術の他に、汗腺を取り除く手術もあります。ただ、多汗症の原因汗腺であるエクリン腺は皮膚の表層にあるため、完全に取り除くことは非常に困難です。多汗症に対する手術治療(汗腺を取るタイプの手術)では、汗が劇的に減ると期待せず、半分に減る程度と考えると考えて下さい。わきがと多汗症がミックスしている場合は、この手術方法が有効です。

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2006年02月18日 15:22に書かれた記事です。

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